代理店フランチャイズ提案 中文
経営層ご相談資料 ・ 2026年9月 ・ EC事業

代理店フランチャイズ制度
立ち上げのご提案

パートナーが自分の看板で当社の商品を販売する制度の新設提案です。代理店が集めた売上に対してのみコミッションを支払う完全成功報酬のため、赤字構造がありません。所需システムは構築・検証済みで、立ち上げに追加開発費は不要。架空の第1号店シミュレーション (§6) で、お金の流れと月次業務を具体的にご確認いただけます。

コミッション料率 (基準案)
5%
完全成功報酬 — 売上がなければ支出ゼロ
第1号店 初月の代理店収入 (試算)
¥21,300
月商 ¥450,000 × 5% − 取消調整
立ち上げ時の追加開発費
¥0
システムは2026年8月に構築・検証済み
本日ご裁定いただきたいこと
  1. 制度の立ち上げ承認 — システム構築済み、追加開発なしで開始可能
  2. コミッション料率の基準 — 提案: 5% を基準に契約単位で設定
  3. 試験導入 1〜3 店の候補指名 — 営業より候補リストを提出
  4. 開始時期 — 提案: 10月中開始、11月10日に初回精算・振込
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目次
  1. 01提案の要旨
  2. 02背景と機会 — なぜ今か
  3. 03ビジネスモデル全体像と役割分担
  4. 04実績の記録のしかた (顧客帰属)
  5. 05お金のルール — コミッションと月次精算
  6. 06第1号店シミュレーション「大阪中華商行」
  7. 07業務要件 (規定に落とす内容)
  8. 08将来の第2形態: 独立店 (参考)
  9. 09リスクと対策
  10. 10ご裁定いただきたい事項
  11. 11スケジュール提案
  12. 12附録 — 用語と現状

§1 提案の要旨

飲食店オーナーや既存のお得意先など、中華食材の人的ネットワークを持つパートナーに「代理店」として専用 URL を発行し、その URL 経由で発生した注文に対して毎月コミッションを支払う制度を新設します。商品・在庫・発送・決済・顧客対応はすべて本店のまま。代理店はお金も商品も一切扱わず、受け取るのは月 1 回のコミッションだけです。

この提案の三本柱

損益イメージ (1店・年間 / 試算)

項目金額・工数備考
代理店経由の新規売上¥8,400,000月商 ¥700,000 で安定した場合 (§6 の試算)
コミッション支出 (5%)¥420,000売上に完全連動。販売促進費として処理
本店の運営工数月 1 時間程度 / 店精算確認 + 振込。実績照会は代理店セルフサービス
追加開発費¥0システムは構築・検証済み

§2 背景と機会 — なぜ今か

現在の販売チャネルは、B2C (一般のお客様向けサイト)B2B (飲食店・業務用のお客様) の 2 本です。どちらも「自分で見つけてきてくれたお客様」への販売であり、こちらから人のネットワークを通じて到達するチャネルを持っていません。

一方、中華食材の商売は人のつながりに大きく依存する業界です。飲食店オーナー同士は「あの卸は品質がよい」「この食材が安い」と紹介し合っており、そうした口コミはすでに自然発生しています — ただし現在は、紹介した人への対価もなく、どの紹介が売上につながったかも見えません。

本提案は、この口コミを制度化するものです:

なぜ今か: EC の基盤 (サイト・決済・物流・顧客管理) が整っており、チャネルを 1 本追加する限界コストが小さい時期です。かつ、所需システムは 2026 年 8 月に構築・検証が完了しており、始めるのに開発を待つ必要がありません

§3 ビジネスモデル全体像と役割分担

顧客 飲食店 ・ ご家庭 代理店 自分の看板 ・ 自分の顧客網 toyomart 本店 商品・在庫・発送・決済・顧客対応 宣伝 専用 URL を名刺・WeChat で配布 注文・支払 買い物は今まで通り本店で 商品のお届け 問い合わせ・返品対応 毎月コミッション (例: 売上の 5%) 月 1 回 ・ 銀行振込 ・ 明細付き
図1 ・ ビジネスモデル全体像赤 = お金の流れ青 = 集客の流れ。代理店が担うのは「宣伝」だけで、代金は顧客から本店へ直接入ります。本店は売上の一定率を月 1 回まとめて代理店に支払います。

役割分担 — 誰が何をするか

代理店がやること本店 (toyomart) がやること
開店前出店申請・契約。店舗名・ロゴ・挨拶文の登録 (ポータルで自分で行う)面談・審査・契約。料率の設定。専用 URL の発行
日常専用 URL の配布と宣伝 (名刺・WeChat・紹介・訪問)。自分の顧客への声かけ商品の仕入・在庫・ページ管理。注文の受付〜発送。顧客対応・返品処理
毎月ポータルで実績と見込みコミッションを確認 (見るだけ)月末に精算書を発行。内容確認のうえ翌月 10 日に振込
やらないこと代金の受領 ✕ ・商品の発送 ✕ ・顧客対応 ✕ ・価格設定 ✕代理店の顧客への直接営業 ✕ (帰属を尊重)

代理店ポータルでできること

§4 実績の記録のしかた (顧客帰属)

「どの注文がどの代理店の実績か」は、人手ではなくシステムが自動で記録します。

専用 URL名刺 ・ WeChat ・ SNS タップ 店舗入口ページ代理店の看板 ショップへ 本店で買い物操作は今まで通り 自動 実績印30 日間有効 注文 = 実績コミッション計上 ※ 実績印は最後に来店してから 30 日間有効。期間中の注文は何回でも代理店の実績になります
図2 ・ 顧客帰属の流れ — 顧客側の操作は何も増えません (クーポンコードも申告も不要)。代理店の URL を経由して来店すると、以後 30 日間の注文が自動的にその代理店の実績として記録されます。

帰属のルール (規定に明記する内容)

§5 お金のルール — コミッションと月次精算

コミッションの計算ルール

ルール内容経営上の意味
料率制注文金額 × 契約料率 (基準案 5%)。料率は代理店ごとに契約で設定計算が単純で、双方に予測可能
注文確定時に記録注文が確定したその時点の料率と金額を注文に固定記録後日の料率改定で過去の実績が動かない — 代理店との信頼の基盤
取消は自動控除キャンセル・返金された注文のコミッションは自動で取り消し。精算確定後の取消は翌月分から控除返金された売上に手数料を払い続ける事故が起きない
設定忘れの検知料率未設定のまま確定した注文は「未計上」として検知され、後から設定して回収可能「0% と決めた」と「設定忘れ」が混ざらない。払い漏れがあっても損にならない
改定は履歴が残る料率の改定は新しい料率の追記のみ。過去の記録は消えない・書き換わらない「あの時何%だったか」が常に証明できる
料率の考え方 (ご参考) 5% は完全成功報酬としては控えめで、かつ代理店の活動動機になる水準です (飲食店向けの紹介ビジネスでは 5〜10% が一般的)。まずは 5% 基準で開始し、売上規模や品目別の粗利に応じて契約単位で見直す形を提案します。改定は過去実績に影響しないため、安全に調整できます。

月次精算 — お金が動く日

月 中 注文確定 → 自動計上 1 件ずつその場で記録 10/1 〜 月 中 取消 → 自動控除 人手の計算は発生しない 随時 月 末 精算書を発行 合計を自動集計 ・ 明細付き 10/31 締 翌月 10 日 確認 → 振込 銀行振込 ・ 明細は保管 11/10 支払 本店の作業は「精算書の確認」1 回と「振込」1 回だけ。集計 ・ 控除 ・ 明細作成はすべて自動です。
図3 ・ 月次精算サイクル — 毎月同じ流れです。代理店はポータルで「今月の見込み」を常に自分で確認できるため、本社への問い合わせ対応も最小限で済みます。

精算のルール

§6 第1号店シミュレーション「大阪中華商行」

架空の第1号店を通して、契約から初回振込までを具体的にたどります。

店舗プロフィール (架空)
店主: 王さん (50 代) — 大阪で中華飲食店を 20 年経営。同業者・食材商の個人的ネットワークを持つ。副業として代理店を希望。契約料率 5%。

タイムライン — 契約から初回振込まで

時期王さんがやること本店がやること
10月 第1週
契約
出店申請。面談で販売方針のすり合わせ審査・契約。料率 5% を設定。専用アカウント発行
10月 第1週
開店準備 (半日)
ポータルで店舗名「大阪中華商行」・ロゴ・挨拶文を登録して公開。専用 URL を名刺に印刷、WeChat の仲間グループに送信公開前の内容確認 (テキストと画像のみ・規約チェック)
10月 第2週〜
宣伝開始
飲食店の仲間 20 人ほどに個別に声かけ。「うちの食材、toyomart で買うとええで」+ 専用 URL— (通常業務のまま。注文が増えるだけ)
10月中
稼働
ときどきポータルで実績を見る (リアルタイム表示)注文の発送・顧客対応はすべて本店
11月10日
初回振込
¥21,300 の入金精算書を確認し振込 (1 店あたり月 1 回・数分)

初月 (10月) の数字

項目件数・金額備考
URL 経由の来店顧客15 人王さんの紹介で来店し、実績印が付いた顧客
確定注文25 件平均 ¥18,000 (飲食店の業務利用を想定)
紹介売上 合計¥450,000本店にとっては既存販路では届かなかった新規売上
コミッション (5%)¥22,500注文確定のたびに自動計上
取消調整−¥1,200¥24,000 の注文 1 件がキャンセルされた分
11月10日 振込額¥21,300王さんの初月の収入

軌道に乗った後 (3 ヶ月目以降のイメージ)

月間注文月間紹介売上代理店収入 (5%)本店の新規売上
初月 (10月)25 件¥450,000¥21,300¥450,000
3 ヶ月目 (12月)40 件¥700,000¥35,000¥700,000
1 年間累計 (月 70 万で安定と仮定)¥8,400,000¥420,000¥8,400,000
本店側の損益 (1 店 ・ 年間イメージ) 新規売上 ¥8,400,000 に対し、支出はコミッション ¥420,000 (5%) + 運営工数 (月次の精算確認と振込、開店時の審査) のみ。前払いの広告費と違い売上に完全連動したコストなので、このチャネル単体で赤字になる構造がありません。試験導入 3 店が同水準で稼働した場合、新規売上 年 ¥25,000,000 規模 ・ コミッション支出 年 ¥1,260,000 規模の試算です。

王さんの 1 ヶ月 (稼働後)

§7 業務要件 (規定に落とす内容)

契約書・出店規約に反映すべき業務ルールの一覧です。

分野要件
出店審査面談 → 書類確認 → 契約 → 料率設定 → アカウント発行の順。審査基準 (取り扱い品目・業態の制限) は出店規約に明文化
店舗ページ公開できるのはテキストと画像のみ (店舗名・ロゴ・ヘッダー・挨拶文・SNS リンク)。外部スクリプトや自由な HTML は書けない構造 = 規約違反コンテンツやセキュリティ事故の余地を技術的に排除。公開前の内容確認は本店が行う
返品・法令販売者は本店のまま。返品条件・法令表示は本店のページを案内する (代理店に法務文書を書かせない = 品質のバラつきと法的リスクの防止)
データ隔離代理店が見られるのは自店の実績のみ。本店・他店のデータへはシステムレベルで到達不能。停止処分は再ログインを待たず即時に効く
顧客情報代理店に見えるのは「自店に帰属した件数・金額」まで。顧客の氏名・住所・連絡先は本店が保持し代理店には渡らない (個人情報保護の観点で最も安全な形)
会計コミッションは販売促進費として処理。精算書 + 明細 CSV が振込根拠。弥生運用は現行のまま (変更なし)
契約終了終了・規約違反時はアカウント即時停止。停止後は専用 URL も無効化され新規の実績は発生しない。未払コミッションは規定に従い精算

§8 将来の第2形態: 独立店 (参考)

もう一つの形態としてご提起いただいた「プラットフォーム上で完全に自分のお店を開く (商品・デザインを自分で定義)」方式は、いわばショッピングモールへの専門店出店 (楽天市場・天猫のモデル) です。フランチャイズとお金の向きが逆の別ビジネスで、今回は詳細設計せず違いだけご確認ください。
なお B (加盟) でも代理店自身のロゴ・看板は入口ページ 1 枚に出せますが、「自分の店」として商品ページやカートまで持てるのは A だけです。

B ・ フランチャイズ (本提案) 顧客 toyomart 本店 代理店 支払 ¥10,000 コミッション ¥500 本店が販売者。商品代 ¥9,500 は本店の売上 — お金の向きが逆 — A ・ 独立店 (将来の検討事項) 顧客 代理店のお店 toyomart 支払 ¥10,000 手数料 ¥800 (例 8%) 代理店が販売者 (独自商品 ・ 独自デザイン ・ 自分で発送)。本店は場所と決済基盤の提供
図4 ・ お金の向きの対比 — 同じ「代理店」でも、B は本店の売上を代理店が伸ばすモデル、A は代理店の売上から本店が手数料を取るモデルで、契約・決済・責任の設計が根本から異なります。
提案 まず B (フランチャイズ) を立ち上げて市場の反応を検証し、A の着手判断は試験導入の評価後に改めてご相談させていただく構成を提案します。

§9 リスクと対策

リスク内容対策
ブランド毀損代理店の宣伝方法が不適切 (誇大表示など) だと toyomart の評判に影響出店規約 + 公開前の内容確認 + 即時停止機構 (停止は操作 1 つで即座に効く)。店舗ページはテキストと画像しか書けない構造で、そもそも事故りにくい
コミッションコスト料率が高すぎると利益を圧迫完全成功報酬なので売上なし = コストゼロ。料率は契約単位で設定し、改定も履歴を残して安全に可能。5% 基準なら紹介売上の粗利内に確実に収まる
帰属のトラブル「その顧客は自分が紹介した」という代理店間の主張の食い違い全注文の帰属記録がシステムに残り改ざん不能 ・ 常に照会可能。記録に基づく裁定ルールを規定に明記
精算の事故二重振込 ・ 取消の控除漏れ同一精算の二重確定はシステムが拒否。取消は自動控除され「2 度引かない」保証も組み込み済み。人の計算に依存する箇所がない
税務・会計コミッションの仕訳 ・ 源泉徴収の要否 (個人事業主の場合)販売促進費として精算書 + 明細で処理。開始前に税理士へ確認 (契約相手が法人か個人事業主かで取扱いが変わる点のみ)
法的構造販売者は誰か ・ 決済規制に抵触しないかB では販売者 = 本店のまま変わらず、代金も本店が直接受け取るため、資金移動などの規制論点は発生しません (A 形態で初めて検討が必要な論点)
運営負荷代理店が増えると審査 ・ 精算 ・ 問い合わせの手間が増える1 店あたりの月次作業は「精算確認 + 振込」の 2 操作。実績照会はポータルのセルフサービス。試験導入 1〜3 店で実負荷を計測してから拡大を判断

§10 ご裁定いただきたい事項

#事項選択肢提案
D1フランチャイズ制度の立ち上げ承認 / 見送り承認 — システム構築済み、追加開発なしで開始可能
D2コミッション料率の基準一律固定 / 契約単位で個別設定5% を基準に契約単位で設定 (3〜8% の範囲で営業判断)。改定は非遡及なので将来の調整も安全
D3試験導入の代理店候補の指名1〜3 店。既存のお得意先や飲食店ネットワークを持つ方が候補。営業より候補リストを提出
D4開始時期10 月中に開始 → 11 月 10 日の初回精算・振込までを 1 サイクルとして検証
D5店舗別の商品選定 (「この店が扱う商品」の絞り込み)全商品を最初から対象 / 店舗別選定を追加まずは全商品対象で開始。試験導入で「選定したい」要望が実際に出たら追加開発を判断
D6独立店 (形態 A) の検討並行着手 / 後日 / 見送り試験導入の評価後にご相談 (数ヶ月規模の別プロジェクトになるため)

§11 スケジュール提案

時期内容担当
9 月下旬本資料でのご相談 ・ ご裁定 (D1〜D4)経営層
10 月 第1週出店規約 ・ 契約書の整備 (料率 ・ 帰属ルール ・ 終了条件)。税理士確認。システムの有効化本店 (管理部門)
10 月 第2週試験代理店 1〜3 店の面談 ・ 契約 ・ 開店営業 + 経営層
11 月 10 日初回の精算 ・ 振込 (サイクル 1 周の検証)本店 (管理部門)
12 月〜1 月評価: 紹介売上 ・ コスト ・ トラブル件数 ・ 代理店の継続意向 → 拡大 / 商品選定追加 / 独立店着手のご裁定経営層 + 本店

§12 附録 — 用語と現状

用語

用語意味
コミッション代理店の紹介で確定した注文に対し、契約料率で支払う成功報酬
顧客帰属「その顧客 ・ 注文がどの代理店の紹介か」の記録。30 日ルールで自動付与
入口ページ代理店ごとの看板ページ (店舗名 ・ ロゴ ・ 挨拶)。ここから本店のショップへ進む
実績印 (30 日)入口ページ経由の来訪者に自動で付く 30 日間の目印。期間中の注文が代理店実績になる
精算月間のコミッションをまとめて確定し、翌月 10 日に振込む処理。明細付き
固定記録 (スナップショット)注文確定時の料率と金額をその注文に固定記録する方式。後日の料率改定の影響を受けない

システムの現状